懸命に病原菌や日々の苦難と戦って生き延びる未来を想定したとしても、結果的に大規模な自然災害あるいは人工的な災害が起こって、その努力が役に立たなかったとしたら、その努力が無駄ではないにしろ、この現状を抜け出すためにもっと良い考えはないものかと考える。(それにしても、こんな事を考える今が来るとは思ってもいなかった。知らないままの方が幸せだ。私は、この現状を考える世界を選んでしまったようだ)
本来の理想は、人間社会がこの現実(人間のエゴに振り回される社会)を乗り越えていて、大いなる自然災害にも対応できるような社会(のしくみ作りが成立している社会)に生きているという事なのだろうと思うが、私たちは、まだその前段階のエゴに振り回される社会の在り方をめぐって戦っている状況であり、私たち人類は、いまだに未熟な存在だという事だ思う。
しかし、少し進歩した事(進歩として肯定的に言えることではないが)は、そのエゴが地域の小さなコミュニティを超えて拡大し地球規模のエゴと化しており、現在地球に存在する人類の共通認識として共有するに至った点であると思う。過去に植民値にされた国々のように地域限定の状況ではなく、地球規模である(全ての国が植民地化を経験した)ことに、ある種意味があり、地球人類がまた一段階成長するチャンスが到来しているのかもしれない。
私たち人類は、現在現実に起こっている現状に対して、どちら側の世界を選びたいのかという判断をせまられている。どちらの世界を切望し、願うのか。そして、どう対処するのか。
各国の多くの賢人が、この現実を認識し行動を起こしている。方法は他に無いのかもしれない。すでにこの戦いの中で、個々が知恵と勇気を振り絞り最善を尽くして対応している。戦いは願いが強い方に軍配が上がるのかもしれない。勝者になるためには、その願いのエネルギーを集めるしかないのかもしれない。
一昔前なら、こんな話をすると、そんな机上の精神論じゃ戦争なんかに勝てるわけが無いと一蹴されたけれども、今はだいぶ変わってきた気がする。精神力のパワー(イメージする力)を認識する人間が増えている気がする。魔女狩りが行われた過去があるのだから、むしろその力の凄さは認識済みなのかもしれなけいけれど。しかしそれは、女性だけが持っているものではなく、全ての人間がもともと持っている能力なのだと思う。だから、追い込まれた私たちは、知恵を絞りつつ最後まで諦めること無く願い続けるしかない。
日本人は、のんきで他力本願的な考えの人も多いが、他者を信用するお人好しにも程がある。私たち島国育ちと違って、大陸育ちの人たちの狡猾さを少し学んだ方がいい。自分の家族、大切な人を守るためにはどうしたら良いのか、真剣に考えた方がいい。トランプ大統領が再選されたとしても彼はアメリカファーストだと公言している。日本は独自に、植民地化から脱する方向に早く舵をきるべきだと思う。
強大な権力を持ってしまった集団が、次に起こそうとしている事態は何なのか。次の戦争かテロか、病魔か、自然に見せかけた人工災害か・・・。すでに国家の破壊は進行している。そのための仕組み作りが緻密に作り上げられてきた現実があらわになってきた。(日本の場合、それが建築基準法にまで及んでいるらしいことには驚いた。利権と絡んで、あまり長持ちしない建て方だったり、使っている素材も人体に良い影響を与えない物が多く使われているらしい。食に限らず、文化の伝承が根こそぎ破壊されようとしている。)
日本の有事がささやかれていて心配だ。私は、以前にも書いたように、むやみに戦争に参加する(暴力で解決する)ような行動は絶対に反対だ。暴力による解決は悲劇しか生まない。だから戦争は、個人が放棄してほしい。日本人の誰一人として戦争に参加するべきではないと思う。戦う戦士がいなければ、戦争も成立しない。権力に利用されてはいけない。戦争に参加しても無駄死にになるだけで、そんな戦い方では尚更日本の明るい明日が遠くなる気がする。
R6.2.2
*物事には必ず良い面と悪い面があり、上に書いた建築基準法に基づいた方法が一概に悪いとは思っていません。早く簡単に建てられる方法は、その中に新しい技術や進歩があると思います。問題は、方法を選べない事であったり、選択の自由が無い事だと思います。日本の伝統文化も残していってほしいです。
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