理想社会1

理想的な社会は、個々の価値観を認め合い尊重することが出来る社会だと思う。一方的な価値観を押しつけられるのは窮屈だ。

今、日本で起こっていることはアメリカ、ドイツ、イタリアなどG7加盟国内でも起きているらしい。イタリア在住の日本人の主婦が、YouTube(イタリアの食卓Miho’s kitchen)でイタリアの現状を語っていた。イタリアもドイツも農業に対する政治的工作が行われているらしい。(そういう現状に対して、ドイツでも農業従事者が団結して大規模なデモを行ったというニュースは他で聞きかじった。)農業を破壊し、コオロギ食、人工肉食の工場を作って、人間を家畜化する計画。今まで陰謀論だと揶揄されてきた話だが、そこへ誘導しようとする政策が実際に実行されているようだ。(イタリアでは昆虫食が店に並び始めたそうだ)しかしまた、この陰謀の真実を知る国民が少ないことも各国同様のようだ。

しかし、真実に気づき始めた人々も確実に増えてきている。考えるべきことは、この現実に対してどう対処し解決していくかだ。それこそ個人の価値観が違うので難解だ。理想の一致点を共有し、分断工作に屈せず協働したい。

向こう側が権力の象徴としている莫大な財力の価値や資金流通のしくみを無くさなければならない。今、BRICSがG7とは別の経済圏を作り拡大しているが、BRICSのリーダー(プーチン大統領)はその事を理解し行動しているようだ(YouTube、越境3.0からの情報を引用)。(もし本当ならぜひ実行してほしいし成功を願っているが、わざわざ危険を冒すまでもなくBRICS各国は上昇気流に乗っているようなので羨ましい限りだ)

(以前からの繰り返しだが)我が国の金融緩和政策は、その資金源となっている可能性がある。大量の資金は国内では回らずそのほとんどが彼らの資金源となっている状況だ。我が国のお金について見直しが必要だと思う。今の債権としての日本円の価値を残しつつ日本円のあり方を替える方法はないものか。金融緩和政策(0%あるいはマイナス金利政策)自体は終わらせることを予定していると言われている。その後は、ゆるやかな金利の上昇を予定しているらしい(日銀の政策)。そうなると現在日本が持っている1000兆円越えの国債の利払いだけで膨大な金額となって、それを国債発行で賄おうとすると、複利によってさらに国債残高が増え続け天文学的な数字になりかねない可能性がある。また、それを国の借金だと言い、増税で国民に負担させようと計画しているようだ。政策によって法律を変えられれば良いのだが、現段階で簡単に変えることは難しいかもしれない。

最初は拒否反応は持ってしまったが、永久国債の研究をされた松田学さんの提唱する松田プラン(MMP)には傾聴の価値があると思う。もちろん凄く賛成できる部分と少し気になる部分がある。その両面についての意見を書きたいと思う。

まず、素晴らしいと思う部分は、その仕組みを導入することによって国債の金利上昇に縛られなくなる!!ということである。国民が1000兆円を超える国債の金利を負担しなければならないという論理から解放される。

つまり、新しく政府が発行する国債に金利の設定が無ければ良いのである。本来、国内の政策に使うお金であれば営利目的ではないので金利を設定する必要はないと思う。クラウドファンディングのように(これは民間の資金を単に吸い上げる事になり意味が違ってくるが)名目上の金利が無い点では似ているので、同様の考え方をすれば良いと思う。民間から資金の投資を募るのではなく政府発行のお金を使うということだ。国内の政策に使う資金をつくるための国債を海外の投資家に買ってもらう必要はないので、金利をつけて、そこに市場の介入を促す必要はないのではないかと思う。

松田プランは、このお金を政府が発行するデジタル円とし現在発行済みの国債と交換していこうという考えである。すばらしいアイディアだと思う。他国もデジタル通貨の発行を実行推進しているので、世界と足並みをそろえることにもなる。

ただ気になる点というのは、デジタル通貨のすばらし過ぎる部分である。データの安全性はブロックチェーンという技術で確保されそうだが、情報の風通しがかなり良くなるわけだ。お金の情報管理がし易くなり無駄が少なくなるわけだが、このことがメリットが大きい反面、デメリットに働く場合も想定し対策しておかなければならないという事だろう。

新しいことをやろうとすると必ず拒否反応があり、過度に心配する人がいるのは世の常だ。想定される最悪の事態を避けるために消去法で選択するしかない場合もある。

今の経済政策を続けていたら、日本経済は先細りである。何につけても今までの金融政策を転換する必要がある。法律を変えるとしたら、それが出来るのか?減税が出来るのか?発行済み国債の金利の利払いはどうするのか?

お金という血液の循環によって寿命が決まる気がする。良質な血液を循環させることで国内のインフラ、第一次産業、第二次産業を復活させ明るい日本を取り戻したい。

R6.1.18

*松田学さんは参政党で活動しておられます。youtube情報を参考にさせて頂きました。松田学さんの共著「永久国債」は失礼ながら拝読しておりません。

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